日曜ドラマの「VIVANT」は毎回予想外の展開が多発していて、続きが気になりすぎる注目ドラマですよね!
第7話ではいよいよ乃木憂助(堺雅人)がテントのナンバー2であるノコル(二宮和也)と対峙し
まさかまさかの衝撃の展開で脳内の整理が追い付かなかったですよね笑。
VIVANTでは、堺雅人演じる乃木憂助がテントのリーダーであるノーゴン・ベキ(役所広司)の息子だと主張していますが
実は二宮和也演じるノコルが本物の乃木憂助で、堺雅人演じる乃木はニセモノの憂助なのではないかと考えています。
どうして乃木卓の実の息子がノコルであると考えられるのか、考察結果をまとめてみました!
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ノコルが本物の乃木憂助である理由①日本語が流暢
ノコルが本物の乃木憂助と考えられる理由のひとつめは、ノコルの日本語能力の高さです。
ノコルの日本語能力は勉強で身につけたものではない⁉
ノコルの出身国や国籍などは一切明かされていませんが、もしバルカ出身のバルカ人であるとすれば
ネイティブと言ってもおかしくないくらい流暢な日本語をしゃべっています。


第7話で乃木と黒須が言い合いになっている場面で
ノコルは「内輪揉めか?」と言っていますよね。
内輪揉めなんて言葉、
日本語が母語じゃない人の何割が知っているのでしょうか⁉
元々モンゴル語が母国語で、日本語を後から勉強したのだとしたらかなりの言語能力の高さです!
これはノコルの正体は日本人で、日本語が母語だから流暢に話せるのではないでしょうか。
ちなみにVIVANTでは他にも日本語ができるバルカ人や外国人がでてきますよね。
そうですみんな大好きドラムさん!


ドラムも流暢な日本語を使うことができますが、「~よ」「超楽しい 超楽しい」とクセのある日本語を使っていますよね。
また、バルカの日本大使館で乃木たちが脱出する手助けをした黒人男性のナジュムも
流暢な日本語を話していましたが、なぜかオネエ言葉でした。


これは外国語として日本語を話せる人はクセのある言葉遣いを、
クセのない言葉遣いをしている人は、母語として日本語を話せる人…つまり日本人という伏線になっているかもしれませんね!
海外で日本語を流暢に話すのには母親の母語が重要!
ノコルはノーゴンベキのことを「お父さん」と呼んでいるため、もしノーゴンベキと親子であるのであれば
乃木憂助(堺雅人)と腹違いの兄弟かもしれないという噂がありますよね。
乃木憂助(堺雅人)の夢のシーンでは、ノーゴンベキこと乃木卓の妻である乃木明美が撃たれる場面が出てくるため
恐らく乃木明美は亡くなっていることを考えると、ノーゴンベキとバルカ人の女性との間にできた子がノコルであると考えるのは自然かもしれません。
しかし、バルカの地でバルカ人の母親と日本人の父親の間にできた子供がかなり流暢な日本語を話すというのはかなり難しいことなのです!
とある研究では、母親が社会で多数派の言葉を話す場合、子供はその言葉だけが母語になるという結果が出ているそうです。
ある研究では母親が社会で多数派の言語を使うなら その言語だけが母語になり
もし母親が少数派の言語なら 母親の言語と多数派の言語の2つを覚えると言われている
引用元:レタスクラブ|父親は英語、母親は日本語。息子の母語は何語になる?/ダーリンは外国人 with BABY(5)
つまり…モンゴル語が多数派であるバルカに住み、母親がモンゴル語を話す場合は
日本語は母語にはならずモンゴル語が母語になるのです。
バルカは1983年に内乱が勃発しています。


乃木卓は何らかの事情でバルカに残っているようですが、
普通に考えると一般の日本人は内乱の起きている国に残っているとは考えづらいです。
ましてや女性一人で内乱の起きているバルカに残るとは思えません。
そうするとやはりノコルの母親は日本人である乃木明美の可能性が高く、本物の乃木憂助はノコルなのではないでしょうか。
ノコルが本物の乃木憂助である理由②乃木憂助のDNA鑑定が怪しい
ノコルが本物の乃木憂助であるとしたら、乃木憂助の伯父である乃木寛道(井上順)が明かしてた
DNA鑑定の結果とは一体何だったのでしょうか?
乃木寛道は訪ねてきた野崎(阿部寛)に対して
「当時出始めたDNA鑑定を行い、親族と判明した」ということを言っていましたよね。
当時出始めた、という一言…どうしても気になってしまいます。
このDNA鑑定が行われたのは1990年代後半、乃木憂助が丹後隼人として生活していた頃です。
実は1990年代のDNA鑑定は精度が今ほどよくなく、1000人中1.2人を識別するような精度だったそうです。
DNA型鑑定の件数、精度は平成を通して急激に増加、向上した。警察庁などによると、日本警察では89年に導入され、92年に本格運用を開始。技術の進歩に伴い、年間で22件(同年)だった件数は近年、30万件前後に上る。精度も、約4兆7000億人に1人の確率で個人を識別できるまでになった。
引用元:DNA、欠かせぬ武器に=精度向上、鑑定件数1万倍-事件解決に貢献・警察当局
一方、過去には暗い影を落としたこともあった。90年の「足利事件」では、精度が「1000人中1.2人程度」とされた鑑定を警察が過大評価し、男性を逮捕。その後、現在と同じ精度で再鑑定が行われ、無罪が確定した。
1000人に1人だと、東京では14,000人が同じDNAを持つという結果になるのでは…⁈
そんな精度での鑑定であれば、実は丹後隼人が乃木憂助になりすましているのもありえるのではないでしょうか。



VIVANTは予想外の展開なので
この伯父さんも実は別班で…とか深読みしてしまいます笑。
しかしその考えは複雑すぎるので今回は省略しますね。
ノコルが本物の乃木憂助である理由③犯罪歴をつけさせてはいけない
ノコルがロシアの反政府組織VOSTANIAとの会合に向かう前、
テント幹部から手下に対して「何があってもノコルに犯罪歴をつけさせるな」という意味深な指令が出ています。


そもそもテント自体がテロ組織ではなく…ということも考えられるのですが、
何があっても犯罪歴をつけさせず、守るべき存在というのはやはりノコルがノーゴンベキこと乃木卓の息子である乃木憂助だからなのではないでしょうか。
組織のNo.2だからというだけではなく、大切な息子だからこそ犯罪歴が残るようなことがあってはならないのかもしれませんね!
ニセモノ乃木憂助(堺雅人)と乃木卓の関係は?悪夢の内容から考察!
ノコルが本物の乃木憂助である場合、堺雅人が演じているニセモノの乃木憂助はいったい何者なのでしょうか?
ここからは勝手な考察にはなりますが、
堺雅人演じるニセモノ乃木憂助は、テントに救われた子供だったのではないでしょうか?
実はテントはテロ組織ではなく、テロや戦争などで両親を失った子供たちを密かに引き取り育てている組織のではないでしょうか。
テロの現場にはテントのマークだけが残されていて、一切声明を出していないのも
テロをしたからではなく、子供は救ったぞという意味でテントのシンボルマークを残していたのかもしれません。


またこうしてテント本部の外で遊んでいる人たちは、テントが救い出した子供たちかもしれませんね!


ニセモノの乃木憂助も幼い頃にテントに救い出され、テントで育ててもらっていた子で
たまたま乃木卓の子と同じ「ユウスケ」の名前を持っていたのかもしれません。
テントでは引き取った子供たちに乃木卓を「お父さん」乃木明美を「お母さん」と呼ばせて、孤児を育てていたのでしょう。
堺雅人演じる乃木憂助が見ている悪夢は、本物の両親ではなくテントで育ててもらった
お父さん(乃木卓)とお母さん(乃木明美)と引き裂かれるシーンなのではないでしょうか。


なぜ乃木卓は襲われているのか、なぜ堺雅人演じる乃木憂助(丹後隼人)は幼い頃に連れ去れることになってしまったのか…
まだまだ謎だらけで、本当に今シーズンだけでドラマが完結するのかさえわからない壮大な展開になっているVIVANT。
早く続きが見たいですね!!!