大谷翔平選手が敵地であるカンザスシティで行われたエンゼルス対ロイヤルズ戦で見事な23号ホームランを打ち放し、その時の実況中継のコメントが話題にっています。
「このバーベキューはいいですね!」
突如日本語が飛び出してきて、しかも…バーベキュー!?聞き間違いか!?
いや、このバーベキューはいいですねって言ってるぞ…どういういこと???と困惑した人が多数出てくる事態に笑。
そこで今回は大谷翔平選手の見事なホームランを見た解説者が発した「このバーベキューはいいですね」の意味についてまとめてみました!
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他にも大谷翔平のマニアックな情報を掘り下げているので、よければ合わせて読んでみてくださいね!
「このバーベキューはいいですね」は最高級の誉め言葉!実況の意味を解説!
大谷翔平選手が23号ホームランを打った時に解説者が言った「このバーベキューはいいですね」が意味不明すぎると話題になっています。
一体何を言っていて、どういう意味だったのでしょうか?
実況では何を言っていた?
大谷翔平選手がホームランを打った後、実況の人はこんなことを言っていました。
解説者A「That was the big boy’s rib! (ビッグボーイリブだ!)」
解説者B「110mph 437… Yeah we are not worthy, we are not worthy! (時速110マイルで(飛距離)437フィート…えぇ、私たちには価値はありません)」
解説者A「このバーベキューはいいですね! Hmm the BBQ is good!」
えぇっと…意味がよく分かりませんw
ひとつずつ意味を紐解いて行ってみましょう!
Big boy’s rib(ビッグボーイズリブ)の意味は?
まずはホームラン直後に出ていたBig boy’s ribの意味ですが、直訳すると大きな男の子の肋骨です。
…は?
ただ、リブといえばリブロースとかスペアリブとか、お肉のおいしい部位でもありますよね!
このあとのバーベキューにつながる意味でリブの話をしたのかもしれません。
しかしそうするとBig boyがよくわかりません。確かに大谷翔平選手は身長も高いし、大きいですけど。
Big boy’s ribは何か意味があるはずだ…と調べてみたところ、ありました!
なんとBig Boy BBQ RIB GLAZEというバーベキューソースがありました!!
このソース、おいしくって指や唇をなめるともっと食べたくなるような味がするそうです。
つまりやみつきになる味というところでしょうか?
大谷翔平選手のホームランをみてBig Boy BBQ RIBのバーベキューソースのようにやみつきになるほど惚れ惚れする素晴らしいホームランだ!ということを言いたかったのかもしれませんね!
We are not worthy(ウィーアーノトワージー)の意味は?
次に大谷翔平選手の打球の速さや飛距離を伝えた後に
We are not worthyと直訳すると「私たちには価値がありません」と言い出しています。
大谷翔平選手は素晴らしいぞ、私たちはそんなそんな…と謙遜してるのかしら?とも思ったのですが、このWe are not worthyと解説者が言っている時に、エンゼルスの仲間たちは何やら拝むようなジェスチャーをしていました。
これも「大谷様~ははあ~~」と日本風???に拝んでいるのかしらと思っていましたら、
これと同じことをしている映画を発見しました。
Wayne’s World(ウェインズワールド)という1992年に公開されたアメリカのコメディ映画で全く同じことをしているシーンがあるんです。
「僕たちもう帰るよ」
「いやいや、一緒に遊ぼうぜ」
「いいね、一緒に遊びましょう…クーパー無しで」(クーパーという登場人物がいるようです)
「We are not worthy!We are not worthy!」
つまり解説者が言ったWe are not worthyは、エンゼルスの選手たちのジェスチャーを見てこの映画のセリフを伝えたということですね!
このバーベキューはいいですね!の意味は?
最後に最大の謎である「このバーベキューはいいですね!」ですが、これは先に述べたBig boy’s ribになぞらえて
「大谷のホームランはすごいよ!!」という意味で言ったものだと思われます。
Big Boy BBQ RIBのソースのようにやみつきになるほど見るものを魅了するプレーをして、そのおいしいバーベキューソースをつけて食べるバーベキューは最高!大谷翔平最高!!という意味を込めて「このバーベキューはいいですね!Hmm the BBQ is good!」と言ったのでしょう。
そしてBig Boy’s Ribから数秒間は
もう一人の解説者がしゃべっているので、
Google翻訳で日本語を調べる時間はあったはず。
Google翻訳はTheをThisに変更しないと「この」が出てこないのですが、解説者の方が言ったことと同じ「このバーベキューはいいですね」の訳と読み方が出てきます。
まずはBig Boy’s Ribでほめたたえて、それをバーベキューで仕上げたいと考えとっさにGoogle翻訳で訳して、自分のターンになったら「このバーベキューはいいですね」と言ったのでしょう。
急いで調べてるところを想像すると、なんだか微笑ましいですね笑。
なぜバーベキューが大谷翔平への誉め言葉?
まずバーベキューという言葉には「すごい」とか「素晴らしい」というような意味は含まれていません。
そのため日常生活で「このバーベキューはいいですね」と言ったところで相手への誉め言葉にはなりません。
しかし、このエンゼルス対ロイヤルズの試合が行われたカンザスシティは牛肉の生産量が多く、またお肉の質もいいことからバーベキューが名物なんだそうです!
2015年MBLメジャーリーグにて、チャンピオンの栄冠に輝いた地元ロイヤルズはカンザスシティっ子のひーろーです。お土産にオススメです! カンザスシティは、牛肉の生産率・質が高い地域でもあります。それで自然とステーキBBQのたれも美味しいものが豊富です。
引用元:LOCO TABI|カンザスシティ在住日本人のおすすめ!人気お土産1選!
いわばカンザスシティの誇りのようなもの。
カンザスシティはロイヤルズのホーム地なので、決して大谷翔平選手にゆかりのある土地ではないのですがその土地が誇るバーベキューに例えるほど、大谷翔平選手のホームランは素晴らしかったということでバーベキューが最高級の誉め言葉になるんです!
他にもあった!大谷翔平の珍実況!
今回は「このバーベキューはいいですね」が話題になりましたが、大谷翔平選手の試合では、珍実況が他にも出ているんです。
- ドコカニイッテ、ハヲミガク!
- ビッグフライ! オオタニサン!
- スワッテクダサイ!
- ジャア、マタネ!
何言ってんだい?って感じですよね笑。
「どこかに行って歯を磨く」は英語の慣用句で、顔でも洗って出直してこい!という意味の「Go away! And brush your teeth!」をGoogle翻訳翻訳して出てきた日本語だそうです。
「ドコカニイッテ、ハヲミガク!」と絶叫した。これは、「Go away! And brush your teeth!」(歯でも磨いてきな!)という「慣用句」で、日本語でいうと「顔を洗って出直せ」に近い言葉を「直訳」したもの。その後、アナウンサーも「グーグル翻訳しました」と“種明かし”していた。
引用元:讀賣新聞オンライン|「ドコカニイッテ」「ハヲミガク!」大谷翔平の大リーグ実況で謎の日本語絶叫、最近増えた2つの理由
この時もGoogle翻訳を使ったと種明かししているので、今回の「このバーベキューはいいですね」もGoogle翻訳であることは間違いないでしょう笑。
そしてこうした珍実況は決して大谷翔平選手や日本人を茶化していってるのではなく、大谷翔平選手の素晴らしいプレーをリスペクトしているからこそ日本語でも言えないか?と考えてGoogle翻訳を駆使しながらコメントしているのだそうです。
それほど大谷翔平選手が素晴らしいってことですね!!
解説者もリスペクトして日本語を駆使して珍実況を披露してくれるほど、大谷翔平選手の試合は注目度が高いです!
引き続き大谷翔平選手から目が離せないですね!!